
押切もえ初の児童読み物で、自らが表紙絵・挿絵も手がけた作品です。
鳥取県で始まった障がい者支援活動「あいサポート」の活動を通じて、鳥取の美しい自然、それまで知らなかった障がい者の方々、活動支援者たちと交流することにより、強い感銘を受け、鳥取県との交流や「あいサポート」活動の一環として、本書執筆のきっかけとなっています。
本書は、少女のさわやかな成長物語となっており、鳥取の豊かな自然と人々との交流のなかで、少女は自分自身と向き合っていきます。
押切自身の「自分にできることは何か」という自問から得られた「小さなことでもいい。できることから始めてみて」という思い、読者へのメッセージが込められています。